カードキャプターさくら・クロウカード編で大好きな回の話をしよう

『クロウカード編』 その封印が解かれるとき、オタクに早口が......

 

今回は、CCさくら沼に頭のさきまでどっぷりと漬かってしまったオタクが、その素晴らしさを一方的にお話しする記事になっております。あらすじはできるだけ興味を引けるように、ネタバレは隠しで個人的な感想を書いております。愛と熱意を込めて、したためさせていただきました。

 

 

第1話 『さくらと不思議な魔法の本』

全ての始まり。かわいすぎるオープニング。筆者がCCさくらにハマったすべての元凶である。バンダイチャンネルにて無料で配信されているので、まずは見てほしい。懐かしのセル画アニメーション。ノスタルジーに浸るのも一興である。あらすじは本編で語られる。カードキャプターさくらのすべてはここに回帰する。

 

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第6話 『さくらとおかあさんの思い出』

あらすじ

「出るんだって、学校裏の森に」クラスメイトの奈緒子ちゃんは怖い話が大好きだ。怪談を聞いたほかの友達は本当かどうか確かめよう、とワクワクした気分で森に出かけて行くが、怖い話が苦手なさくらは知世の影に隠れて怖がってばかりだ。

 

どんどん森の奥に進んでいく一行は、ついに最深部の崖の前まで来てしまった。「夜にならないと出ないのかな?」と、うわさが嘘だったことに安堵や退屈さを抱えたその時、さくらの背後がぴかっと光り、”出て”しまった。

 

思わず逃げ出すさくらたち。しかし、話を聞いてみると一人ひとり見た幽霊の姿は違っていた。一つ目のぐるぐるしたやつ、口が裂けて牙が出てるやつ、とがった耳のやつ、、、そして知世が見たのは幽霊ではなく大きな肉まんだった。

 

その日の夜、この怪奇現象がホンモノの幽霊によるものなのか、あるいはクロウカードの仕業なのかを確かめるため、さくらは再び学校裏の森に向かうことになる。そして、案の定”出る”わけだが、そこで見たものは、随分前に亡くなったはずのさくらのお母さんだった。

 

感想(ネタバレあり)

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「でもね、もしお母さんなら、さくらちゃんを危ない目に遭わせたりするかな?」という雪兎の言葉がこの回のキーになっている。「お父さんと、意地悪だけどお兄ちゃんがいるから寂しくないよ」と一話でさくら自身が語っているが、心の底では会えるなら会いたいという気持ちがあることを雪兎や桃矢は、しっかりと感じ取っていた。何とも物悲しい優しさで身が震える。

 

カードキャプターさくらには魔法やカードといったもののほかに、幽霊・霊的現象といった要素が存在する。今回は結局、カードの仕業だったが、封印後に涙ながらにさくらは「よかった。おかあさん、ここにひとりぼっちじゃなくて......」とこぼしたそのけなげすぎる優しさが心に沁みてしまう。本当に、健気。さくらちゃん、どうかお幸せに。幸せになってくれ。。。

 

クロウカード編は様々要素がある中で、「母を知る話」というのがとても大事にされているなと思う。さくらにはほとんど母の記憶がない。でも、桃矢くんに残した気持ちが、短い期間ではあるがさくらに注いだ愛が、自身の霊体が、今でもさくらのことを見守っているという救いのあるストーリーが暖かく、本当に泣ける。

 

第15話 『さくらとケロの大げんか』

あらすじ

ある日、さくらは「ストーム」のカードを封印しようとするが、同じくカード集めに勤しむ小狼に先を越されてしまい、カードは小狼のものに。「やっぱり実力不足だな」とまで言われてしまいヘコむさくら。

 

そんなさくらのために、ケロちゃん小狼に勝つ方法を考えていた(考えるふりをして寝ていた?)のだが、返答のないケロちゃんを見て、さくらは大声で呼びかけた。そんな些細なことから二人は喧嘩になってしまう。

 

翌朝。ぐっすり寝てスッキリしたさくらは、もう怒ってないよ、と声をかけようとしたところ、ケロちゃんが勝手に自分の引き出しのものを出して部屋を作っているところを見つけ、再び怒り心頭。また喧嘩してしまうのだった。

 

さくらが学校に行った後、腹の虫の治まらないケロちゃんは、お父さんへの贈り物として届いていたブランデーチョコレートを全部平らげ、酔っ払いのおっさんと化した。気分よくふらふらと路地を飛び回り、挙句の果てにごみ置き場で寝ていたところを、ある少女に見られ、連れ去られてしまう。

 

感想(ネタバレあり)

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ケロさくドタバタ回。カードキャプターさくらには親がいない子供が何人も出てくる。さくらのお母さんは亡くなっている。知世のお父さんは作中一度も出てこず、その理由はついに明かされることがなかった。ケロちゃんを拾ったあかねもまた、お父さんがいない。あかねはその寂しさを紛らわせるようにケロちゃんを可愛がった。

 

あかねはテレビドラマで小さい子供が死んだはずのお父さんと再開するシーンを見て涙を流す。そんなあかねを見て、ケロちゃんは変な踊りを踊って励まそうとする。やっぱりこいつ、職務は放棄するけどいいやつなんだよな。

 

最終的にあかねは引っ越すことになり、ケロちゃんを飼い続けることができないので、さくらに預ける、という名目でさくらのもとに帰ってくる。その時の知世ちゃんの恰好、めっちゃ可愛い。

 

第16話 『さくらと思い出の虹』

あらすじ

夏休み。木之元一家はお父さんの仕事仲間に貸してもらった別荘に行くことになった。大好きな雪兎さんも一緒なのでさくらはご機嫌だ。

 

ログハウスのような風貌の別荘はとても綺麗で、さくらは大はしゃぎ。夕飯はバーベキューだ。お父さんたちは買い物に行って暇になったので、さくらは散歩に行くことにした。そこで見つけた大きな家に住むおじいさんに招かれて、お茶とお菓子をごちそうになった。

 

よかったら明日も遊びにおいで、と声をかけてもらったので、次の日もおじいさんの家に行くことにした。おじいさんはさくらを笑顔で歓迎し、別荘の一室に案内する。そこにはかわいいぬいぐるみがいっぱい置いてあり、なんともキュートな感じだ。「ここは子供部屋?女の子ですか?その子も来てるんだったら一緒に、」とさくらは声をかけるが、おじいさんはこの部屋を使っていた子はずいぶん前に亡くなったと告げた。

 

感想(ネタバレあり)

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こんなオシャレな魔法の使い方ってあるんだ。。。と感動して余韻に浸った大好きな話。今回は不思議なことに巻き込まれてカードを封印、という一連のフォーマットから外れた回だが、だからこそ筆者の心に刻まれ、忘れることができなくなった。このあたりから、CCさくらに本気でドはまりすることになる。

 

この回ではさくらのお母さんが子供の頃に着ていたロリータ服が出てくる。知世ちゃんのコスチュームとも、普段のさくらの私服ともまた違ったベクトルの可愛さにあふれていて、めちゃくちゃ良い。キュートさも、カッコよさも兼ね備えているのがさくらちゃんの魅力。

 

(本作はハートフルなアニメです。誘拐事件ではありません。猟奇ホラーでもありません。R18でもありません。おじいさんは犯罪者ではございません。安心してご視聴ください。)

 

第22話 『さくらとやさしいお父さん』

あらすじ

さくらのお父さんは大学の教員だ。来週に学会発表を控えておりとても忙しいので、今週の家事はさくらとお兄ちゃんで協力して二人でこなすことにした。「遠い国の遠い時代のことを、知りたくて、伝えたくてこの仕事をしているんだよ」と語るお父さん。そんなお父さんの頑張りを見て、さくらはもっと役に立てることがないかな?と考え、大学に差し入れを持っていくことにした。

 

「文学部史学科の木之元先生に用事があるんです」と尋ねると、お父さんの助手をしている学生たちに出会った。木之元先生の授業はとても人気があるんだ、と語る学生たちとともに、さくらはお父さんの研究室に向かうのだった。

 

感想(ネタバレあり)

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お父さんや研究室の学生たちは「スリープ」のカードによってみんな眠らされてしまう。小さくてすばしっこいスリープをなんとか捕まえた!と思ったら、バランスを崩し、お父さんの作業スペースを滅茶苦茶にしてしまった。特に、論文を書くのに使っていたパソコンは起動できなくなっていた。

 

「どのカードを使ったらもとにもどせるんだろう、、、全部試してみたんだよ?でも、だめなの」とうるうるした目で語るさくらちゃん。そうだよな、やり直したいことってあるよね。でも、魔法にも限界はあって、どんなカードを使おうと現実は変わらなかった。

 

必死に謝るさくらちゃんの無力感とか、申し訳なく思う気持ちとかが、ひしひしと伝わってくるし、感情移入しすぎてこの話が大好きになってしまった。あと、今の時期って博論修論卒論どれも締め切りが近づいている頃でしょう。筆者も以前卒論を書きましたが、提出締め切り数日前に計測用のシステムをぶち壊してしまって、一年間の成果が無くなりそうになったことがありました。作中の藤隆さんと同じく、夜通し作業しましたよ。壊れたのがクロウカードのせいだったらよかったんですけど、間違いなく自分がぶち壊した原因なので、、、さくらちゃんと同じ気持ちでしたね。そんな思い出も込みでなんか好きなお話。

 

第25話 『さくらともう一人のさくら』

あらすじ

ある日さくらは買い物から帰った後に大好きな雪兎さんに髪を切ってもらって幸せいっぱいだった。翌日、うきうきした気持ちで小学校に向かうと、なんだか友達からの態度が変だ。話を聞いてみると、昨日、街中でさくらにそっくりな女の子を見かけたとのこと。ぬいぐるみの山を倒し、文房具屋の商品棚をひっくり返し、地球儀を投げ飛ばし、、、非行に走ってしまったのかとみんなが心配していたのだ。

 

当然、さくらはそんなことをしていない。戸惑うさくらは放課後、知世に相談することにした。ベンチに座ってアイスクリームを食べながら、知世はさくらの話を聞いてくれた。そんな時、さくらの目の前を例のそっくりさんが通っていった。今日は小さい子が砂場で山を作って遊んでいたところを滅茶苦茶にしてしまったらしい。。。

 

このままではご町内で悪い子だと思われてしまう。見かねたケロちゃんはクロウカードを使った占いの方法をさくらに教えた。その結果、今カードが狙っているものはお兄ちゃんであることが連想されたのだ。

 

「さくら、遅いな?クラブか?」桃矢が話しかけたのは、どっちのさくら?

 

感想(ネタバレあり)

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神。GOD。筆者が大好きなミラー×桃矢の始まりである。

 

桃矢くんは子供のころから幽霊が見える。なので、だいぶ早い段階で偽物のさくらは人間でないことに気付いていたが、それでもなお、「落とし物探し」に付き合ってやった。その結果、崖から落ちてけがをしてしまう。

 

このミラーというカード、主がいないからと随分いろんなところで悪行を働いていたが、けがを負っても正体を知っていてもなお「落とし物探し」に協力しようとする桃矢くんを見て罪悪感を抱いたらしく、最後はあえてホンモノさくらのポーズを真似て自分の正体を知らせた。CCさくらのカード一枚一枚に生命が宿っている、という設定が最大限に生かされたストーリーとなっている。

 

「お兄ちゃんにけがをさせたな!」とミラーに詰め寄るさくらちゃんの凛々しい表情も必見である。

 

第30話 『さくらとケガをしたカード』

あらすじ

ある日さくらは「ダッシュ」のカードを封印しようと、「風(ウインディ)」のカードでその姿を捉えた。しかし、「ダッシュ」は無理やりその縛りから抜け出し、民家に逃げ込んでしまう。

 

怪我を負ったダッシュは民家に住む女の子・立花玲に手当をしてもらい、その鳴き声から「ピューイ」と名付けてもらった。ピューイは玲になつき、玲もまたピューイを可愛がった。

 

放課後、さくらと知世がダッシュを封印するための作戦を話し合っていると、校庭で走る玲の姿が見えた。玲は友枝小学校の短距離走の選手だったのだ。さくらが玲に声をかけると、玲はさくらたちを家に招待し、陸上競技会を来週に控えていること、ピューイが来てから落ちていた調子が戻り、以前より早く走れるようになったことを話す。

 

玲の話を聞き、さくらは本当にダッシュを封印してもよいものか葛藤するようになる。封印するのは来週の競技大会が終わってからにしたい、とごねるさくらに対し、玲が早く走れるようになったのはカードの影響であることを知っていたケロちゃんは「魔法で早うなってもなんにもならんで。ほんまにそれで心からおめでとうって言えるんか?」と返すのだった。

 

感想(ネタバレあり)

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どうか玲さんに良い記録を出してほしいと願う気持ちは、さくらもケロちゃんももちろん同じである。理性ではわかっていても、ダッシュを封印してしまった結果思うようなタイムが出なくなり、落ち込む玲さんを見たくなかった。その葛藤が、どうしても苦しみを生んでしまう。

 

事実、小狼によってダッシュが封印されたあと、玲のタイムは落ちてしまった。準決勝では3位に沈む。なんとか決勝への出場権は獲得したが、さくらは微妙な顔を浮かべるしかなかった。

 

迎えた決勝、玲はピューイの鳴き声を聴く。その声は玲に力を与え、100m決勝で優勝の成績を収めた。みんなが喜ぶ中、さくらは観客席を抜け出して、小狼に「いまダッシュのカードを使ったの?」と問いかけた。

 

「こういうことにカードを使ってはいけない。だから俺はなにもしていない。ただ、こいつを連れてきただけだ」とダッシュを見せる小狼。粋な奴である。玲は本当の実力で優勝し、その心の支えとなったのはピューイだった。いい話。

 

第37話 『さくらと消えた知世の声』

あらすじ

ある日の放課後、さくらはクラブが終わったら一緒に帰ろう、と知世を誘う。しかし、コーラス部に所属する知世は「今度の曲は最初の方に自分のソロパートがあるから失敗しないようにしないと」、と話す。練習で帰るのが遅くなってしまうかもしれないらしい。コンクールを間近に控えてより一層練習に励んでいる様子だ。

 

チアリーディング部の活動中、さくらは知世の歌声に耳を澄ませる。綺麗で澄んだ歌声。その美しさに聞き惚れていると、クロウカードの気配がした。次の瞬間、知世の声が途切れる。

 

思わず音楽室に駆けだしたさくら。知世は声が一切出なくなっていた。ひとまず、風邪だろうという診断を下されて、知世は家に帰された。心配するさくらに対し、ケロちゃんは「それはボイスの仕業かもしれんな、カードの気配を感じたんやろ?」と返す。「もっと私が早く気付いて封印していれば……」

 

感想(ネタバレあり)

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ぼろっぼろになるまで泣いた。美しい愛。知世がさくらに抱く気持ちは、友情以上である。さくらがそのことを知っているのか、いないのか、それはわからない。けど、以前、知世は「さくらちゃんがもう少し成長したらお話しますわ」と濁したことがある。

 

声が出ない生活と言うのは思ったより不便だ。知世は筆談でさくらや小狼と言葉を交わす。そんな様子を見て、「このままずっと声が出ないままだったらどうしよう」とさくらは悲しい顔をして自分を責めるのだった。

 

時に、歌は言葉で贈るよりもはるかに気持ちが伝わることがある。知世の声を盗んだ「ボイス」のカードを封印し、知世にはその美しい声が戻った。コンクールまでになんとか間に合わせることができた。応援に来てくれたさくらに対し、「心を込めて歌います。この歌は、さくらちゃんのために歌いたいと思った歌ですから」と答えた。

 

『冬の凍てつく道を往くとき さりげない励ましに幾度助けられただろう

きみのように きみのように 勇気くれる人で居たいよ』

 

第39話 『さくらのふらふら熱曜日』

あらすじ

ある日、さくらは風邪を引いて熱を出していた。しかし、クラスのポスター制作の締め切り日であることと、お父さんが仕事で発掘現場に行くため心配をかけたくないことからさくらは元気なふりをして学校に行った。

 

しかし、無理をした結果余計に熱が上がってしまい、さくらは算数の時間に保健室に連れていかれることになる。保健の先生からは早く家に帰って休んだ方が良いと言われるものの、ポスターを作らなきゃ、とごねた。そんなさくらを見かねて、知世や苺鈴・小狼は「自分たちがポスターを作るから、安心して家で休んでいてほしい」と優しく声をかけるのだった。

 

ふらふらのさくらを桃矢は負ぶって帰った。熱がなかなか下がらない。寝込んでいるさくらを気遣って、桃矢おかゆを作ることにした。そんな中、空に異変が。さくらはクロウカードの気配がするから封印しに行く!と言い始める。必死に止めるケロちゃんを横目に、さくらは「我を映し出し、もう一人の我となれ」と鏡(ミラー)のカードに命令する。

 

感想(ネタバレあり)

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来ましたミラー×桃矢。なんぼあってもええですからね。

 

何といってもお気に入りのシーンはさくらに化けたミラーと桃矢くんの邂逅。桃矢くんはやっぱりミラーがホンモノさくらでないことを一瞬で見抜いた。けども、おかゆを差し出してだまされたふりをしておいた。しかし、ミラーが「薬は?」と問いかけると、「さくらじゃないんだろ?」と返した。

 

うつむいたまま黙っているミラーに対し、「あいつが何をやっているのかはだいたい知ってる。でも、あいつになりに隠してるみたいだから、知ってることはだまっておいてくれるか?」と約束を交わした。

 

魔法少女ものの醍醐味と言えば、やっぱり「ほかの人には内緒だよ」という秘密主義なところだ。僕だけがあの子が魔法少女であることを知っているんだ!という優越感を感じられるケースや、単純にフリフリの恰好をしているのが恥ずかしいから周りにばれたくないというケース。。。作品によってその理由付けは様々だが、CCさくらの場合は、さくらの「周りの人に危険が及んでほしくないから言わない」という優しい理由で内緒にしている。その無言の優しさは、ミラーにも桃矢にも伝わっている。

 

おわりに

やっぱクロウカード編良いっすね。冒険譚。勇気と愛の話。優しさがこれでもかと詰め込まれていて、柔らかな気持ちになれます。

 

てか漫画版とアニメ版でちょっとだけ設定が違うんですね。本筋に関係ないところだと、漫画版の桃矢くんと雪兎さんは二人乗りで登校しています。ですが、NHKさん的にNGだったのかアニメ版では自転車で縦に並んで登校してます。交通ルール守っててえらい。

 

さくらカード編についてもまた書きたいな。以上。